タイガーの電気圧力鍋、デメリットが知りたい…買って後悔したくないな
タイガー電気圧力鍋クックポットが気になっているけど、購入前にデメリットをしっかり確認しておきたい——そう思う方は多いのではないでしょうか。「圧力が低い」「かき混ぜ機能がない」など気になる点をあらかじめ知っておくことで、買ってから「思っていたのと違った」という後悔を避けられます。
クックポットの4つのデメリットと、それを踏まえてもなお選ばれる理由、そして「自分に向いているかどうか」の判断基準を順番に見ていきましょう。
- タイガー電気圧力鍋のデメリットは主に圧力・かき混ぜ・容量・表示まわりの4点
- 約1.15気圧の「うま圧」は低圧設計で、大きなブロック肉の時短より日常料理向け
- お手入れパーツはたったの3点で、食洗機対応のためズボラでも続けやすい
- 1〜2人暮らしの「ほったらかし普段ごはん」には特に向いている一台
タイガー電気圧力鍋クックポットの気になるデメリット4選
- デメリット①:圧力が約1.15気圧固定で調整できない、食材によって向き不向きがある
- デメリット②:低圧力のためブロック肉や豆類の時短効果が弱め
- デメリット③:かき混ぜ機能がなくほったらかし調理には限界がある
- デメリット④:容量が少なく大家族の作り置きには向かない、設置スペースも必要
デメリット①|圧力が固定で調整できず、高圧調理が必要な料理には不向き


タイガー電気圧力鍋クックポットの最大の特徴のひとつが、「うま圧」と呼ばれる約1.15気圧の固定圧力です。一般的な電気圧力鍋は1.7気圧以上のものが多く、最近では2気圧以上のモデルも登場しています。クックポットの圧力はそれらと比べてかなり低めに設定されており、圧力の強さを自分で調整する機能はありません。
圧力調整ができないということは、高圧力が必要な料理——たとえば大きなブロック肉を短時間でとことんやわらかくしたい場合や、硬い豆類を素早く煮たい場合——に対応しにくいという点につながります。「圧力調整ができないので料理の幅が狭くなりやすい」という評価もあります。
また、オートメニューはレシピブックで番号を確認して本体で番号を選ぶ仕様になっており、液晶パネルにメニュー名が表示されません。数字が表示されるため、慣れるまでは説明書やレシピブックと照らし合わせながら操作する手間が発生します。
ただし、このシンプルな操作性は「感覚的に使えて、表示や操作がわかりやすく女性にやさしい一台」という評価にもつながっており、使い方の好みによって感じ方が分かれるポイントです。
デメリット②|低圧力なのでブロック肉や豆類は時短効果を感じにくいことも


「電気圧力鍋を使えば何でも短時間で仕上がる」とイメージしている方にとって、クックポットの時短効果は期待を下回ることがある点は押さえておきたいポイントです。約1.15気圧という低めの設定は、食材への負荷を抑えるという狙いがある反面、圧力によるスピードアップ効果は一般的な高圧鍋より控えめです。
たとえば、スペアリブの煮込みでは、クックポットが約60分かかるのに対して、比較対象の高圧鍋では約50分という結果が出たというレビューもあります。高圧力は減圧にも時間がかかるため、トータルでは高圧鍋のほうが長くなることもありますが、ブロック肉や豆類でもしっかり時短したい場合には、クックポットの低圧設計が物足りなく感じることもあるでしょう。
一方で、肉じゃがの調理時間を比較すると、クックポット(減圧終了まで)が約28分に対し、比較対象の電気圧力鍋は50分以上かかった例もあります。日常的な薄切り肉や野菜中心の料理では、クックポットの低圧が時短にも貢献するケースがあります。また、mybestによる圧力値の比較では、クックポットの圧力値は15kPaで、比較された他社製品はどれも70kPa以上だったことが検証例で確認されています。
デメリット③|かき混ぜ機能がなくほったらかし調理には限界がある


クックポットにはかき混ぜ機能がありません。メニューによっては調理中に自分で混ぜる手間が発生します。
電気圧力鍋の大きな魅力のひとつが「材料を入れてほったらかしでOK」という手軽さですが、クックポットにはかき混ぜ機能が搭載されていません。そのため、焦げつきやすかったり均一に火を通したりする必要があるメニューでは、途中で自分でかき混ぜる作業が発生することがあります。
具体的には、カレーなどのとろみが強い料理では、かき混ぜ不足によって野菜や肉の仕上がりが均一になりにくく、「野菜の甘みやコクが感じにくい」という声もあります。mybestのモニター評価でも「カレーを調理すると野菜や肉の硬さが気になる、野菜の甘みは感じない」という結果が報告されています。
とはいえ、煮物・肉じゃが・角煮のような「煮込み料理」であれば、材料を入れてボタンを押すだけで出来上がる手軽さは十分に発揮されます。途中でかき混ぜなければならないメニューは一部に限られており、日常の定番料理であれば大きな手間はかかりません。
デメリット④|容量が少なめで大家族の作り置きには不向き、置き場所も必要


クックポットのメイン機種(COK-B220・COK-A220)の調理容量は1.4Lです。炊飯は白米3合・玄米2合まで対応しており、LDKの編集部は「4人で1.4Lだと足りない?と思いましたがメニューによっては4人分作れるものもあり」とコメントしています。ただし、家族全員分の煮物やカレーを一度に作りたい場合には、少し物足りないという声もあります。
なお、2024年11月に発売されたCOK-B400は満水容量4Lの大容量タイプです。LEEの記事によるとヒーターをパワーアップして調理容量は2倍でも調理時間は約1.5倍に抑えられています。4人以上の家族や作り置き派には、このCOK-B400が選択肢になります。
設置スペースについては、COK-B220・COK-A220のサイズが幅28.1cm×奥行27.4cm×高さ22.6cm(フタ開時42.7cm)と、一般的な3合炊き炊飯器と同程度です。電子レンジやトースターなどキッチン家電が多い家庭では置き場所が課題になることがあります。コンパクトさは魅力の一方で、炊飯器と2台置く場合はその分のスペースを確保する必要があります。
デメリットを踏まえてもクックポットが選ばれる理由と向いている人
- メリット①:お手入れパーツが3点のみ、食洗機対応で毎日使っても後片づけが楽
- メリット②:やさしい「うま圧」で煮崩れしにくく素材の旨みが生きる
- メリット③:操作が直感的で初心者でも使いやすく、減圧時間も短い
- メリット④:1台10〜11役でコンパクト、価格帯も1万円台と手が届きやすい
- こんな人に向いている・向いていない:後悔しない選び方の判断基準
メリット①|お手入れパーツが3点だけ、食洗機対応で毎日使っても片づけが楽


食洗機対応は内ぶた・つゆ受けのみです。内鍋は手洗いが必要です。
クックポットのお手入れで必要なパーツは、内鍋・つゆ受け・内ぶたのたった3点です。しかも内ぶたとつゆ受けは食洗機に対応しているため、調理後の片づけが非常にスムーズです。
他社の電気圧力鍋では内フタの構造が複雑で分解に手間取るモデルも多い中、クックポットはプッシュ式で内ブタが簡単に外せる設計です。LDKのレビューでも「ワンタッチで付け外しOK」「つゆ受けは本体の内側で見た目もスッキリ」と評価されています。検証例では、mybestのお手入れのしやすさ評価で比較54商品中5.00/5.00が確認されています。
調圧ボールは内ぶたと一体になっていて細かいパーツを外す必要もなく、基本のお手入れは炊飯器とほぼ同じです。毎日使っても片づけの負担が少ないため、続けやすさを重視する方に向いた設計といえます。
メリット②|やさしい「うま圧」で煮崩れしにくく食材の旨みや食感が残る


一般的な電気圧力鍋は1.7気圧以上の高圧が多い中、クックポットの「うま圧」は約1.15気圧のやさしい圧力です。タイガーは日常的な料理の多くは野菜中心・薄切り肉やミンチが多いことに注目し、この低圧設計を採用しました。LEEの記事でも、カレーやシチュー、肉じゃがなどのいつもの料理が煮崩れせず、食材の食感を残した仕上がりになると紹介されています。
マイナビニュースの実食レポートでは、1.7気圧調理との肉じゃが比較でクックポットはジャガイモが形を残し表面も滑らかで、玉ねぎの形があって絹さやにも歯ごたえが残っていたことが確認されており、「どちらが良いかは好みによっても分かれる」という評が付けられています。また角煮はうま圧オート90分で「中まで味が染みてやわらかく仕上がった」という評価もあります。
メリット③|操作が直感的で初心者でも使いやすく、減圧が約7分と短い


「炊飯器よりラク」「感覚的に使えて操作がわかりやすく女性にやさしい一台」という声があるように、クックポットは操作のシンプルさが強みです。ダイヤルは軽く回せるから行き過ぎても大丈夫、ボタンは軽く触れるだけで操作可能、数字が大きく残り時間が表示されるなど、初めて電気圧力鍋を使う方でも戸惑いにくい設計になっています。
また、低圧力のメリットとして減圧時間の短さがあります。圧力調理終了後に約7分でフタを開けられるため、「すぐ食べたい」という場面でもストレスが少ないでしょう。高圧力タイプは加圧が強い分、減圧にも時間がかかるため、トータルの調理時間で比較するとクックポットが短くなるケースもあります。
横からボタンを押して開ける設計のため、フタを開けるときに自然と手が上に添えられてバンッと開かない安全設計も採用されています。
メリット④|1台10〜11役のコンパクト設計で炊飯器代わりにもなる、価格も手頃


クックポットは1台10役(COK-A220:うま圧・高速・スロー・低温・無水・発酵・ベイク・炊飯・ゆで・温め)または1台11役(COK-B220)の多機能設計です。炊飯・低温調理・発酵など多彩な調理が1台でまかなえるため、炊飯器と2台持つ必要がなく省スペースにもなります。
COK-B220には新たに「炒め」機能が追加されています。マニュアルモードで「炒め・強」を選んで手動調理ができ、検証例では青椒肉絲を9分で完成、水分が飛んで短時間で炒められたことが確認されています。
価格帯については、電気圧力鍋全体の相場が1万〜7万円台の中、タイガーは1万円台から購入できるとの報告があります。COK-B220の実勢価格は27,800円とコストパフォーマンスの高さも魅力です。
タイガー電気圧力鍋クックポットが向いている人・向いていない人


購入前チェックリスト:以下の項目に多く当てはまる方向けかどうか確認してみましょう。
向いている人
クックポットが特に向いているのは、1〜2人暮らしで日常の「ほったらかし普段ごはん」を手軽に作りたい方です。短時間でやわらかく仕上げたい、洗い物をラクにしたい、コンパクトな仕様を望む人に向いています。また、やさしい火入れで素材の旨みを大事にしたい方、少量でも美味しく作りたい方にも評価されています。
向いていない人
逆に、具材にしっかり味を染み込ませたい人、野菜の食感や風味を大切にしたい人、かき混ぜ機能なしを気にする人には合わない可能性があります。また、4人以上の家族で一度に大量調理したい方や、ブロック肉や豆類を高圧で素早く仕上げたい方には、他社の高圧モデルや大容量モデルを検討するのがよいでしょう。
他社との比較では、アイリスオーヤマは価格安め・容量多め・高圧・メニュー名液晶表示ありの特徴があり、パナソニックはレシピ数豊富・液晶が見やすい・アプリ連携・価格やや高めという特徴があります。自分の使い方に合わせて選ぶのがよいでしょう。
タイガー電気圧力鍋クックポットのデメリットと後悔しないための選び方まとめ
この記事のまとめです。
- タイガー電気圧力鍋クックポットの圧力は約1.15気圧固定で、調整機能はない
- 一般的な電気圧力鍋は1.7気圧以上が多く、クックポットは低圧設計の位置づけ
- 低圧力のため、ブロック肉や豆類の時短効果は高圧モデルより弱めになることがある
- かき混ぜ機能がないため、カレーなど一部メニューでは途中でかき混ぜる手間が発生する
- COK-B220・COK-A220の調理容量は1.4Lで、大家族の一度調理には少なめ
- 4人以上の家族向けには、2024年11月発売の4LタイプCOK-B400という選択肢がある
- お手入れパーツは内鍋・つゆ受け・内ぶたの3点のみで、内ぶたとつゆ受けは食洗機対応
- 検証例では、mybestのお手入れのしやすさ評価で比較54商品中5.00/5.00が確認されている
- 減圧時間が約7分と短く、加圧調理終了後すぐに食べられる手軽さが魅力
- 「うま圧」調理で煮崩れしにくく、素材の食感や旨みが残りやすい
- 1台10〜11役の多機能で炊飯器代わりになり、省スペースにもなる
- 価格は1万円台からと手が届きやすく、コストパフォーマンスが高い
- 1〜2人暮らしの「ほったらかし日常料理」「お手入れのラクさ重視」の方に特に向いている




