ティファールの電気圧力鍋でさつまいもを蒸す方法|機種別の水量と時間

ティファールの電気圧力鍋でさつまいもを蒸す方法|機種別の水量と時間

ティファールの電気圧力鍋でさつまいもを蒸すなら、まず手持ちの機種に合う時間と切り方を選びましょう。ラクラ・クッカー 電気圧力鍋 3Lとラクラ・クッカー プロ 自動調理鍋 3Lの公式「ふかしいも」は、1本200〜250gのさつまいも2本をそれぞれ2等分にし、水300mlで「蒸す」12分です。

一方、クックフォーミーの60レシピ内蔵モデルには、丸ごと600gを蒸す別の目安があります。また、ミニの「蒸す3分」は、小さく切ったさつまいもを使うスイートポテトの工程。時間だけを取り出すと迷いやすいので、この記事では機種・分量・切り方をセットで紹介します。

おやつ作りに取りかかる前に、使う鍋の説明を選んでくださいね。

この記事のポイント
  • 機種・分量・切り方ごとの蒸し時間
  • 対象のラクラ・クッカー3Lは水300ml・蒸す12分
  • 設定時間とは別に必要な予熱と排気
  • 機種に合わせた蒸し台の準備と圧力解除
目次

ティファールの電気圧力鍋でさつまいもを蒸す方法と機種別の時間

機種・分量・切り方をそろえて蒸し時間を選ぶ

機種・分量・切り方をそろえて蒸し時間を選ぶ

「ティファールなら何分?」という疑問には、機種とさつまいもの状態を分けて答える必要があります。公式レシピの対象製品欄や説明書には、それぞれ異なる条件が示されています。まずは下の表で、作りたいものと手持ちの鍋が合っているかを見てみましょう。

対象機種・料理さつまいもの条件水量設定・加圧時間調理後の案内
ラクラ・クッカー 電気圧力鍋 3L/プロ 自動調理鍋 3Lの「ふかしいも」1本200〜250gを2本、それぞれ2等分300ml「蒸す」12分排気ボタンで圧力を抜き、圧力表示ピンが下がってから開ける
クックフォーミー〈60レシピ内蔵・CY7011JP〉の説明書の目安丸ごと600g材料メニューで調理する場合は画面の案内に従うマニュアル圧力調理の加圧14分蒸気が抜け切り、保温開始後に蒸らし15分
ラクラ・クッカー ミニの「スイートポテト」皮をむき、2cm幅のいちょう切りにした250g200ml「蒸す」3分排気してピンが下がったら開け、潰して仕上げる

この表は同じ条件で速さを比べたものではありません。半分に切ったふかしいも、丸ごとのさつまいも、潰すために小さく切った材料では、調理の条件が異なります。「3分の方が速いから」と丸ごとの芋に当てはめたり、半分に切るレシピを丸ごとのまま作ったりする案内には使えません。

型番の照合には、ティファール公式の取扱説明書一覧が使えます。ラクラ・クッカー 電気圧力鍋はCY380AJ0/CY380BJ0、プロはCY3811J0/CY3818J0、ミニはCY3401JP/CY3408JP。

クックフォーミーも複数の型番に分かれているので、以下のCY7011JPの数値をシリーズ全体の共通設定として扱わないでください。

ラクラ・クッカー3Lのふかしいもは水300ml・蒸す12分

半分に切ったふかしいもを作る場合は、公式「ふかしいも」レシピの材料条件に合わせます。用意するのは、1本200〜250gのさつまいも2本と、蒸し台用の水300ml。さつまいもは、それぞれ2等分に切ります。

  1. 鍋に水300mlを入れ、蒸し台をセットします。
  2. 2等分に切ったさつまいもを蒸し台に乗せ、ふたを閉めます。
  3. 「蒸す」を選び、時間を12分に設定して調理を開始します。
  4. 終了のビープ音が鳴ったら、排気ボタンを押して圧力を抜きます。
  5. 圧力表示ピンが下がったことを確認してから、ふたを開けて器に盛ります。

CY380の説明書では、「蒸す」モードの初期設定は3分です。モードを選ぶだけで、ふかしいもの12分になるわけではありません。「時間/温度」ボタンで調理時間を変更し、表示が12分になっていることを見てから「スタート・ストップ」を押します。ふかしいもでは、初期設定よりもレシピ指定の時間を優先しましょう。

同じCY380では、開始前に排気ボタンが上がり、排気口が閉じている状態にします。ふたは所定のマークを確実に合わせてロックし、圧力調整おもりとパッキングが正しく付いていることも点検。これはCY380の操作説明なので、プロを使う場合のボタン操作や部品の点検は、プロの説明書に合わせてください。

クックフォーミーは材料メニューと丸ごとの目安を区別する

クックフォーミーは材料メニューと丸ごとの目安を区別する

クックフォーミー〈60レシピ内蔵・CY7011JP〉には、「材料」メニューの野菜・果物にサツマイモがあります。材料メニューで作るなら、ホーム画面から「材料」を選び、材料の種類とサツマイモを選択。その後は、表示される個数・大きさ・状態などの選択肢と、鍋に入れる材料や水の案内に従います。

材料メニューでは推奨の調理時間が表示されます。説明書の操作例には玄米の画面も使われているため、例にある水量や時間をサツマイモ用として読み替えないことが大切です。

サツマイモを選んだあとの画面を、手順の基準にしてください。

別に、同モデルの日本語取扱説明書34〜35ページには、「素材別加圧時間早見表」があります。さつま芋を蒸す条件は、600g・丸ごと・加圧14分・蒸らし15分。この加圧時間は「マニュアル調理」から「圧力調理」を選び、予熱が完了して圧力調理が始まってからの時間です。

早見表の蒸らし15分は、蒸気が抜け切ったあと、保温が始まってから数えます。「14分が終わったらすぐ取り出す」という条件ではありません。なお、同じ表の輪切り600g・4分は「煮る」の行です。丸ごとを蒸す時間と、小さく切って煮る時間を取り違えないようにしましょう。

ミニの蒸す3分は小さく切ったスイートポテト用

ラクラ・クッカー ミニで、蒸したさつまいもを潰しておやつにするなら、公式「スイートポテト」レシピがあります。材料は、皮をむいて2cm幅のいちょう切りにしたさつまいも250g。水200mlを鍋に入れ、蒸しかごをセットして材料を並べます。

設定は「蒸す」3分です。ビープ音が鳴ったら蒸気排出ボタンで圧力を抜き、圧力表示ピンが下がってからふたを開けます。その後、鍋のお湯を捨ててさつまいもを入れ、牛乳大さじ2、砂糖大さじ2、バター15gを加え、木べらなどで滑らかになるまで潰して混ぜ、成形する流れ。公式の分量は5個分です。

ふかしいもをそのまま食べたい場合と、皮をむいて潰すスイートポテトでは、選ぶレシピが変わります。この3分という数値には、小さく切った250gという条件が付いています。ミニで丸ごとのふかしいもを3分で作れる、という意味には広げられません。

甘さについても、公式のふかしいもの紹介は「素朴な甘さ」という案内です。短い設定時間で焼き芋と同じ甘さや食感になる、と保証するものとしては読めません。砂糖やバターを加えたおやつが作りたいならスイートポテト、さつまいものふかしいもが食べたいなら対象機種のふかしいもレシピ、と料理から選ぶのが自然です。

ティファールの電気圧力鍋でさつまいもを蒸すときの準備と注意点

設定12分に予熱と排気の時間は含まれる?

CY380の「蒸す12分」は、スタートを押してから食べられるまでの総時間ではありません。説明書では設定時間に予熱時間を含めず、予熱が完了すると圧力調理とタイマーのカウントダウンが始まります。終了後は排気して、ふたを開けられる状態になるまでの時間も必要です。

スタート直後に12分のカウントダウンが始まらなくても、予熱中なら操作の流れに沿っています。CY380では予熱中に回転する表示と「HEAT」が交互に表示され、予熱完了後に音が鳴って圧力調理へ進みます。圧力調理までにかかる時間は、食材の種類や量によって異なるという説明です。

クックフォーミーCY7011JPの早見表も、加圧時間は予熱完了後の時間です。さらに丸ごと600gのさつま芋には、保温開始後の蒸らし15分が指定されています。ラクラ・クッカーの12分とクックフォーミーの14分だけを並べて、完成まで2分違うと判断することはできません。

おやつを出す時刻が決まっているなら、材料を切ってセットする時間、予熱、設定した圧力調理、排気という順序を見込んで取りかかりましょう。クックフォーミーで上記の丸ごとの目安を使う場合は、その後の蒸らしも含めます。予熱の長さが一律ではないため、ここでは「全部で何分」と固定した完成時間は示していません。

水量はレシピに合わせ、蒸し台・中かごを正しくセットする

水量はレシピに合わせ、蒸し台・中かごを正しくセットする

ラクラ・クッカーのふかしいもは、水を鍋に入れ、その上に蒸し台をセットしてさつまいもを乗せる手順です。芋だけを鍋に入れる方法ではありません。CY380には蒸し台が付属し、説明書でも蒸し調理に使うよう案内されています。

ここで混同しやすいのが、「圧力調理の最低水量」と「料理ごとの水量」です。CY380の説明書にある最低水量は100mlですが、ふかしいもレシピは300ml。最低量を満たしているからと、ふかしいもの水を100mlへ減らす案内ではありません。この料理を作るときは、レシピの300mlに合わせます。

クックフォーミーCY7011JPで蒸し料理に使うのは、付属の中かごとスタンドです。中かごの裏面にある2か所の穴へスタンドの凸部を差し込んで固定し、水を入れた鍋の中へ置きます。落としぶたとして使う場合はスタンドを外す説明ですが、さつまいもを蒸すときは蒸し料理用の取り付け方です。

同モデルの一般的な圧力調理の最低水量は200mlで、一部料理には例外があります。ただし、この最低量をそのまま「丸ごと600gを14分蒸すための指定水量」とは扱えません。早見表にはその行の水量が載っていないので、材料メニューで作る場合はサツマイモを選んだ画面の水量に従ってください。

また、CY380では材料と水分を合わせて「調理MAX」の線以下にする必要があります。2本のレシピを、入るだけの本数へ増やす使い方は避けましょう。蒸し台が見当たらないときも、同モデルの説明書は付属品以外の部品を使わないよう警告しているため、別の台を適合確認なしで代用することは勧められません。

終了音が鳴っても、圧力を抜くまでふたを開けない

CY380では、カウントダウンが終わってブザーが鳴った時点でも、鍋の中に圧力が残っています。表示が「End」になって保温へ切り替わったことと、ふたを開けられることは別の判断です。ふかしいもレシピの手順どおり、排気ボタンで圧力を抜き、圧力表示ピンが下がったことを確認します。

排気中は圧力調整おもりから熱い蒸気が出るので、その上に手や顔を近づけないでください。CY380の説明書では、排出が強い場合は排気ボタンを再度押して排気口を閉じ、しばらく時間を置いてから排出する案内があります。ボタンを押したあとも、すぐにふたを回すのではなく、蒸気が出なくなるまで待ちます。

蒸気が出なくなったら、取っ手をわずかに動かしていったん止め、ふたの隙間から蒸気が出ないことを確かめて開けます。ふたが重くて動かしにくい場合は内部に圧力が残っている可能性があるため、無理に開けません。開ける際の熱い蒸気にも注意し、必要に応じてミトンを使ってください。

クックフォーミーCY7011JPは、圧力調理が完了すると蒸気を自動で排出します。ラクラ・クッカーの排気ボタン操作をそのまま当てはめる方式ではありません。圧力が抜け、蒸気が出なくなり、ふたロックランプが点滅していることを確認。

その後、ふた開閉ロックをゆっくり緩め、いったん止めて隙間から蒸気が出ないことを確かめてから開けます。

硬い・圧力が上がらないときは何を見直す?

硬い・圧力が上がらないときは何を見直す?

蒸したあとに硬さが気になったら、まず選んだレシピと実際の条件を照らし合わせます。CY380のふかしいもなら、1本200〜250gを2本、それぞれ2等分、水300ml、「蒸す」12分です。丸ごとの芋や指定より大きな芋へ、この12分で同じ仕上がりになると保証することはできません。

CY380の説明書では、うまく調理されない原因として、設定時間や水量の間違い、加熱プレートやセンサーへの異物の付着を挙げています。時間と水量はレシピの条件へ戻して見直します。

硬いさつまいも専用の「追加で何分」という数値はここでは示せないため、一律に延長するより、最初の設定が合っていたかを確かめるところからです。

圧力が上がらない場合、CY380ではふたのマークのずれも見直す箇所です。説明書は、マークがずれていると圧力が上がらないと案内しています。また、開始前の排気ボタンは上がった状態が指定されています。調理前に、ふたのロックと排気口の状態を確かめておきましょう。

クックフォーミーCY7011JPの「加圧しない」の案内には、パッキング・安全バルブ・検圧ロッドの汚れ、ふたのロック不足、検圧ロッドの作動不良、減圧ボールの取り付けや汚れが挙げられています。こちらは同モデルの説明書の「故障かなと思ったときは」に沿って対応します。

機種が違えば点検する部品も違うので、ラクラ・クッカーの点検方法と混ぜないでください。

なお、CY380でふたから蒸気が漏れ、パッキングが破損している場合は、使用を中止してお客様相談センターへ連絡する案内です。圧力調理中にふたのふちから大量の蒸気が出る、または蒸気口から1分以上連続して出る場合も、説明書は直ちに電源コードを抜くよう警告しています。

こうした異常があるときは、蒸し時間を延ばして調理を続けるのではなく、メーカーの対処に切り替えましょう。

ティファールの電気圧力鍋でさつまいもを蒸す方法のまとめ

この記事のまとめです。

  • 蒸し時間は、ティファールの機種名だけでなく、さつまいもの分量と切り方を合わせて選びます。
  • 対象のラクラ・クッカー3Lのふかしいもは、1本200〜250gを2本、それぞれ2等分に切り、水300mlで「蒸す」12分です。
  • CY380の「蒸す」の初期設定は3分なので、ふかしいもを作る際は12分へ変更します。
  • クックフォーミーCY7011JPの早見表では、丸ごと600gのさつま芋は加圧14分、保温開始後の蒸らし15分が目安です。
  • クックフォーミーの材料メニューを使う場合は、サツマイモを選択した画面の材料条件、水量、推奨時間に従います。
  • ミニの「蒸す3分」は、皮をむいて2cm幅のいちょう切りにした250gを使うスイートポテトの工程です。
  • 設定した圧力調理時間に予熱は含まれず、調理後の排気にも時間が必要です。
  • 料理の水量はレシピに合わせます。説明書の最低水量を、その料理の指定水量へ置き換えないでください。
  • CY380は排気して圧力表示ピンの下降と蒸気の停止を確認し、CY7011JPは自動排気後に指定のロック確認を行ってから開けます。
  • 硬い場合は分量・切り方・時間・水量を見直し、蒸気漏れなどの異常がある場合は説明書の対処に従います。
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この記事を書いた人

はじめまして、トントンです。
20代はほぼ料理をせず、30代前半でやっと自炊デビュー、安物買いの失敗を重ねて道具を見直し、今はキッチン道具沼にどっぷりハマっている40代のいちユーザーです。
「自分にぴったりの一品」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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