鉄鍋カレーは焦げる?錆びる?作り方・保存・手入れまで解説

鉄鍋カレーは焦げる?錆びる?作り方・保存・手入れまで解説

鉄鍋でカレー、焦げたり錆びたりしないか少し不安です。

鉄鍋カレーを作ってみたいけれど、底にこびりついたり、鍋が錆びたり、翌日まで入れっぱなしにしていいのか迷いますよね。私は、鉄鍋で作ることはできますが、保存は別容器に移すほうが気楽だと考えています。

私も30代前半で自炊を始めたころは、鍋の素材なんてほとんど気にしていませんでした。30代後半になってフライパンや鍋をあれこれ試すようになり、鋳物鍋の蓄熱性に惹かれる一方で、食後の手入れを雑にすると後が大変だなと実感しました。玉ねぎをじっくり炒めたいのに、火加減を欲張って苦い匂いを出したこともあります。

この記事では、焦げ付かせない作り方のコツ、カレーで錆びる原因と対策、入れっぱなし保存は避けるべきかを、私が台所で迷いやすかった順に整理します。鉄分が溶け出すことの安全性や、カレー向きの鍋の選び方も、期待しすぎず怖がりすぎない目線で見ていきます。

この記事のポイント
  • 予熱と油、弱火から中火の火加減で焦げ付き対策
  • 鋳物鍋は蓄熱性を生かした深い味わいが魅力
  • 酸・塩分・水分を長く残さない保存と手入れ
  • 鉄鍋と鋳物ホーロー鍋の向き不向きの見極め
目次

鉄鍋カレーを焦げ付かせずおいしく作る基本

  • 焦げ付かせない作り方のコツは温度と油で決まる
  • 鋳物鍋で作るカレーの特徴は深い味わいと蓄熱性
  • カレー向きの鍋の選び方は底厚とコーティングを見る
  • 味や色が変わるときの原因は鉄と食材の反応
  • 鉄分が溶け出すことの安全性はメリットと限界を分ける

焦げ付かせない作り方のコツは温度と油で決まる

焦げ付かせない作り方のコツは温度と油で決まる

私が鉄鍋でカレーを作って失敗したときは、玉ねぎを飴色にしたくて火を強めすぎたのが始まりでした。最初はいい香りだったのに、急に苦い匂いが出て、鍋底に茶色い層が張りついたんです。そこからは、鉄鍋は勢いだけで炒めるより、予熱と油を落ち着いて整えるほうが楽だと考えるようになりました。

1. 鍋を温めてから油をなじませ、具材を入れる前に状態を見る

2. 玉ねぎは急がず、焦げる匂いが出たら火を弱める

3. 鍋底をこまめに動かし、同じ場所だけを焼き続けない

4. 水分を入れたあとも底から混ぜ、煮込み中の張り付きを見る

5. 食後は鍋に残したままにせず、早めに保存容器へ移す

焦げ付かせない作り方のコツは、強火で押し切らず鍋底の変化を見ながら火を落とすこと。

鉄鍋は温度の上がり方が調理の気持ちよさにつながりますが、カレーは玉ねぎ、ルウ、塩分、水分がまとまって鍋肌に残りやすい料理でもあります。私は「まだ大丈夫」と粘ったところで焦げの匂いに気づくことが多かったので、今は音と香りが変わったら手を止めます。ここで火を弱めるだけでも、後の洗い方がかなり楽になります。

もうひとつ気をつけたいのは、焦げだけでなく、酸や塩分を長く接触させる扱いです。孔食の不安を調べるときは、リバーライト公式の孔食検証も確認しました。入れっぱなしだけを直接原因と見るより、傷、塩分、酢、油分の少なさや手入れ不足が重なるリスクとして考えるほうが近いと感じています。公式検証でも、基本の手入れをした条件では再現しなかった点が示されています。ただ、製品や表面処理で条件は変わるので、すべての鉄鍋で同じ起き方をするとは見ていません。私はカレーを作る日は、鍋で作って鍋で保存しないと決めるほうが迷いません。詳しくは、使用中の鍋メーカーの取扱説明書や公式情報を確認してください。

鋳物鍋で作るカレーの特徴は深い味わいと蓄熱性

鋳物鍋で作るカレーの特徴は深い味わいと蓄熱性

水野仁輔氏のnoteで紹介されている検証例では、同じキーマカレーでも、鍋を変えると玉ねぎの水分の抜け方や煮え方が変わる様子が紹介されています。特定条件での実験なので、家庭のルウカレー全般にそのまま当てはめるものではありませんが、鍋素材ごとの違いを考える手がかりにはなります。

鍋素材 実験・記事での評価 補足
アルミ ほぼドライカレー。焙煎香がつよく、味も濃い 玉ねぎの脱水はアルミが圧倒的
フッ素樹脂・アルミ合金 少し印象が薄い 前半炒め部分の脱水が足りてないからか、と記載
鋳鉄 同検証では、バランスが取れて完成度が高い。深い味わい クツクツする具合いと音が魅力的
ステンレス 想像したほど悪くない。食感がふわり トマト投入後に脱水が進まない描写あり

鋳物鍋で作るカレーの特徴は、炒めと煮込みの両方で鍋の蓄熱性を感じやすいところです。

この表を見ると、鋳鉄は派手に水分を飛ばすというより、全体のバランスで仕上がる印象があります。私が鋳物鍋を使うと、火を弱めても鍋の中がクツクツ続く感じがあり、玉ねぎや具材にじわっと熱が入る感覚があります。アルミのように一気に脱水する方向とは違い、カレーらしいまとまりを作りやすいんですよね。

ただし、鋳物鍋なら何も考えずにおいしくなる、とは見ていません。蓄熱性があるぶん、火を強くしたままにすると鍋底の変化にも気づきにくいです。私の場合、深い味わいを狙う日は鋳鉄、軽く作りたい日は別の鍋というふうに使い分けています。

カレーは炒めの前半と煮込みの後半で鍋への負担が変わります。鋳鉄は完成度の高さを狙いやすい反面、火加減と保存の扱いもセットで見る鍋。そこを分けて考えると、鋳物鍋の魅力がかなり使いやすくなります。

カレー向きの鍋の選び方は底厚とコーティングを見る

カレー向きの鍋の選び方は底厚とコーティングを見る

カレー向きの鍋を選ぶとき、私はまず「どこが焦げやすいか」を見ます。底の中央だけ黒くなりやすいのか、側面の立ち上がりにルウが残るのか。それを見ないまま買い替えると、素材を変えても同じ悩みを繰り返しやすいんです。

カレー向きの鍋の選び方は、底厚・熱のまわり方・表面の扱いやすさを一緒に見ること。

鉄鍋や鋳物鍋は、底の厚さが安心感につながります。薄い鍋で火が一点に当たると、玉ねぎやルウが早く張りついて、混ぜる手が忙しくなりがちです。私は手持ちの鍋で焦げやすい場所を見てから、火を弱めるだけで足りるのか、鍋そのものの厚みを見直すのかを考えるようになりました。

ここで挙げる鉄フライパンは、煮込み用のカレー鍋そのものではなく、玉ねぎや具材の炒め工程を見る候補です。ビーワーススタイル bws SELECTION SM-395004 鉄フライパンは、鉄の調理感を試したい人が名前を見かけやすい商品です。玉ねぎや具材の炒め工程をどう受け止めるかを見る候補として扱うのが私には自然です。

柳宗理 TAMU-YMG-03-L 鉄フライパン マグマプレートも、鉄フライパンとして比較対象に入りやすい商品です。煮込み鍋として使う前提ではなく、玉ねぎや具材の炒めの火入れをどう考えるかの目安にしています。

一方で、カレーを多めに作って保存まで楽にしたいなら、コーティングやホーローの扱いやすさも見逃せません。底厚だけでなく、食後の手入れまで含めて選ぶと後悔が減ります。私は道具が好きですが、毎回手入れに気合いがいる鍋だけだと続きません。あなたの台所でよく作る量と、片付けにかけられる気持ちまで含めて選ぶのが近道です。

味や色が変わるときの原因は鉄と食材の反応

味や色が変わるときの原因は鉄と食材の反応

カレーが黒っぽくなったり、鉄っぽい匂いがしたら失敗ですか?

私も鉄鍋でカレーを作ったあと、いつもより黒っぽく見えて少し焦りました。香りも「カレーの香りだけではないな」と感じることがあり、食べてよいのか、鍋が傷んだのか、しばらく鍋の中をのぞき込んだ記憶があります。そこで分けて考えるようにしたのが、焦げの匂いなのか、鉄と食材が触れたときの変化なのかです。

鉄とタンニンを含む食材が反応して黒っぽくなることはありますが、カレーの場合は焦げ、スパイス、トマト、長時間接触なども重なります。黒さだけを鉄反応と決めつけず、私は調理後に鍋へ入れっぱなしにしません。見た目が少し濃くなっただけなら慌てませんが、苦い匂いが強い、鍋底に焦げが張りついている、金属っぽさが気になる、というときは食べ進める前に状態を見ます。

味や色の変化は、焦げ・鉄との接触・保存時間を分けて見ると判断しやすくなります。

私の感覚では、黒っぽさだけで失敗と決めないほうが落ち着けます。けれど、鉄っぽい匂いが気になるなら、次回は煮込み時間を短めに見て、できたら早めに別容器へ移す流れに変えます。酸・塩分・水分を長く鍋に残さないだけで、色やにおい移りの不安はかなり扱いやすくなります。

見た目だけで決めず、焦げの匂いと保存時間を一緒に見てください。

鉄分が溶け出すことの安全性はメリットと限界を分ける

鉄分が溶け出すことの安全性はメリットと限界を分ける

鉄鍋でカレーを作ると、鉄分が溶け出すことに期待したくなりますよね。私も鉄鍋を使い始めたころ、「料理がおいしくなって、鉄分も取れるなら得だな」と思いました。ただ、そこに健康効果を大きく乗せすぎると、道具選びが少し危うくなるとも感じています。

鉄分が溶け出すことはメリットとして見つつ、健康判断の中心には置かないこと。

鉄分の溶け出しは料理の条件で変わり、塩分や酸味、水分量、接触時間などが関係します。研究例でも、鍋の種類、pH、調理時間、温度、酸の種類で差が出て、低pH、長時間、高温、酢酸などが鉄溶出に影響するとされています(Effect of cooking conditions on iron release from pots)。カレーでも鉄鍋と長く触れれば鉄分が溶け出す可能性はありますが、どれくらい取れるかを家庭の調理だけで決めるのは難しいです。私は、鉄分補給のために長く入れっぱなしにするという使い方はしません。鍋にもカレーにも負担が残りやすいからです。

道具として見るなら、鉄鍋の魅力は炒めの香ばしさや煮込み中の熱の入り方にあります。鉄分については、うれしい副産物くらいに受け止めるのがちょうどいいです。鉄鍋カレーを健康目的だけで作らないと決めておくと、焦げや錆び、保存の扱いも冷静に選べます。

もしあなたが鉄分不足や体調面を気にしているなら、鍋の種類だけで判断しないでください。カレーの味や手入れのしやすさを見ながら、体のことは別の軸で考えるほうが安心です。最終的な判断は医師にご相談ください。

鉄鍋カレーで錆びや保存トラブルを避ける方法

  • カレーで錆びる原因と対策は酸・塩分・水分の管理
  • 入れっぱなし保存は避けるべきか鍋と衛生の両面で考える
  • カレー後の洗い方と手入れは素材で分ける
  • 孔食を防ぐ扱いは保存時間と乾燥不足の見直し
  • 保存日数の目安は冷蔵・冷凍で分けて考える
  • 鉄鍋とホーロー鍋の使い分けは手入れの気分で決める

カレーで錆びる原因と対策は酸・塩分・水分の管理

カレーで錆びる原因と対策は酸・塩分・水分の管理

カレーを食べ終わったあと、鍋をそのまま置いておきたくなる日があります。私も「あとで洗えばいいか」と後回しにして、鍋底の汚れとにおいにうんざりしたことがありました。鉄鍋でそれをやると、焦げだけでなく、錆びの不安まで一緒に増えます。

カレーで錆びる原因と対策は、酸・塩分・水分を鍋に長く残さないことから始まります。

カレーは水分が多く、塩分もあります。酸味のある食材を使うこともあるので、鉄鍋に長く触れたままだと、鍋肌に負担をかけやすい料理です。私は作ったあと、食べる分をよそったら、残りは早めに保存容器へ移します。鍋で冷ます時間を長くしないだけでも、錆びる原因を減らしやすくなります。

リバーライト 極JAPAN J1226 鉄フライパン 26cmは、鉄の道具を育てる感覚を楽しみたい人が候補にしやすい商品です。カレーでは炒めの香ばしさを生かしつつ、食後に残さない扱いをセットで考えたいですね。

私の場合、器へ移すひと手間を片付けの始まりにしています。先に保存容器へ分けてしまえば、鍋は温かいうちに洗いやすく、乾かす流れにも入りやすいです。酸・塩分・水分を残さない、洗ったら乾かす、必要に応じて薄く油をなじませる。この流れを面倒に感じる日は、最初から別の鍋を選ぶのも台所では大事な判断です。

入れっぱなし保存は避けるべきか鍋と衛生の両面で考える

入れっぱなし保存は避けるべきか鍋と衛生の両面で考える

翌日のカレーは楽しみですが、鉄鍋に入れっぱなしで置くのは私は避けています。鍋の錆びやにおい移りだけでなく、カレーそのものの傷みやすさも一緒に考えたいからです。作ったあとの保存は、鍋ではなく容器で考えるほうが迷いません。

保存方法 目安期間 注意点
常温で鍋ごと 一晩放置は避ける ウェルシュ菌や傷みやすさのリスク
冷蔵 2〜3日程度を家庭向けの目安 小分けして速やかに冷却し、早めに食べ切る
冷凍 1ヶ月程度を家庭向けの目安 一食分ずつ小分けし、状態を見て使う

入れっぱなし保存は、鍋の手入れと食品衛生の両方で避けるほうが扱いやすいです。

私がいちばん楽だと感じているのは、食後すぐに食べきる分と残す分を分けることです。鍋の中で冷めるのを待ちすぎると、鉄鍋には水分や塩分が触れ続けますし、カレーも大きな塊のまま冷えにくくなります。冷蔵は2〜3日程度冷凍は1ヶ月程度を家庭向けの目安にしていますが、これは適切に急冷、小分け、冷蔵または冷凍した場合の話で、安全を保証する期間ではありません。農林水産省などの公的機関が、家庭のカレーの保存日数を一律に保証しているわけではないので、保存状態や具材を見ながら冷蔵分は早めに食べ切るつもりで分けています。

常温で鍋ごとは、一晩放置を避ける扱いにしています。翌朝に食べたい気持ちは分かりますが、鍋にもカレーにも負担が大きいです。私は一食分ずつ小分けにしておくと、温め直す量も決めやすく、鍋を洗うタイミングも逃しにくくなりました。

翌日のカレーは保存容器で楽しむ。この考え方にすると、鉄鍋を使うハードルが下がります。ウェルシュ菌は温かい温度帯で増えやすいので、通常の再加熱だけに頼らず、小分けして早く冷ますことも大事です。リスクが気になるときは、農林水産省のウェルシュ菌情報や自治体・公的機関の食品衛生情報を確認してください。

カレー後の洗い方と手入れは素材で分ける

カレー後の洗い方と手入れは素材で分ける

カレー後の裸の鉄鍋や鉄フライパンは、冷え切ってから向き合うと少し大変です。私も食後にゆっくりしてから洗おうとして、鍋底のルウが固まり、こすってもなかなか落ちないことがありました。今は食べ終わったら、保存容器へ移すところまでを調理の続きとして扱っています。

1. 残ったカレーを保存容器へ移し、鍋に長く残さない

2. 裸の鉄鍋は温かいうちに、底の汚れをやわらかくして落とす

3. 焦げやルウの残りを見ながら、無理に強くこすりすぎない

4. 洗ったあとは水分を残さず、加熱して乾かす

5. 必要に応じて薄く油をなじませ、次に使いやすくしておく

裸の鉄鍋は移す、洗う、乾かす、薄く油をなじませる流れ。鋳物ホーロー鍋は急冷を避けて冷ましてから洗います。

裸の鉄鍋は、洗ったあとの水分を残さないことが大事です。私は鍋底だけきれいにして満足し、持ち手の根元や縁に水気が残っていたことがあります。そこが気になってからは、加熱乾燥までをひとまとまりにしました。乾いたあとに状態を見て、必要なら油を薄くなじませます。

裸の鉄鍋なら、温かいうちに落とすだけで、カレー後の手入れはかなり軽くなります。これは裸の鉄鍋向けの話で、鋳物ホーロー鍋は急冷で傷めないよう、洗う前に冷ます扱いが必要です。鉄鍋を続けたいなら、食べる前から保存容器を出しておくくらいが私にはちょうどいい段取りです。

孔食を防ぐ扱いは保存時間と乾燥不足の見直し

孔食を防ぐ扱いは保存時間と乾燥不足の見直し

鉄鍋に小さなくぼみを見つけたら、もう使わないほうがいいですか?

鉄鍋に小さなくぼみや点のような跡を見つけると、不良品なのか、自分の使い方が悪かったのか不安になりますよね。私も鍋肌をじっと見て、カレーのせいで傷めたのかなと落ち込んだことがあります。ただ、そこで慌てて捨てる前に、何を入れて、どれくらい置いたのかを振り返るようにしています。

カレーで錆びる原因と対策を考えると、酸・塩分・水分を長時間残す扱いは避けたいところです。リバーライトの孔食検証では、入れっぱなしだけを直接原因と断定するより、傷、塩分、酢、油分の少なさや手入れ不足が重なるリスクとして説明されています。基本の手入れをした条件では再現しなかった点も、私は大事なニュアンスだと受け止めています。ただし、製品や表面処理によって条件は変わるので、すべての鉄鍋で同じ起き方をするとは書き切れません。鍋に入れっぱなしにしない、洗ったら乾かす、必要なら油を薄くなじませる。この地味な流れが、結局いちばん頼りになります。

小さな跡を見つけたら、まず保存時間と洗い残し、水分残りを振り返ってください。

私なら、くぼみだけで不良品と決めつけないです。もちろん、使うたびに気になる変化が広がるなら、購入元や公式情報を確認します。でも、一度のカレーで不安になったときほど、焦げ、塩分、水分、乾燥不足を分けて見たほうが落ち着けます。孔食の不安は、怖がるよりも扱いを整える合図として受け取るのが私には合っています。

跡そのものより、カレーを残した時間と乾かし方を見直すのが先です。

保存日数の目安は冷蔵・冷凍で分けて考える

保存日数の目安は冷蔵・冷凍で分けて考える

大鍋で作ったカレーを数日楽しみたい日は、最初の段取りでかなり楽になります。私も以前は鍋ごと残して、食べるたびに温め直していました。でも鉄鍋では、鍋肌にカレーが触れ続ける時間が長くなります。今は「作る鍋」と「保存する容器」を分けて考えています。

1. 食べる分をよそったら、残りを早めに保存容器へ分ける

2. 粗熱を取り、一食分ずつ小分けにして冷蔵か冷凍へ回す

3. 冷蔵分は2〜3日程度を家庭向けの目安に、早めに食べ切る

4. 冷凍分は1ヶ月程度を家庭向けの目安に、食べる分だけ温める

5. 温め直すときは必要量だけ出し、鍋で何度も長く残さない

入れっぱなし保存を避けるなら、冷ます、小分け、再加熱の量決めまで先に考えること。

私がこの流れに変えてよかったのは、翌日の気分が軽くなったことです。鍋を洗い終えてから寝られるので、朝になって鍋底を見てため息をつくことがありません。冷蔵は2〜3日程度冷凍は1ヶ月程度をひとつの目安にしていますが、適切に急冷、小分け、冷蔵または冷凍した場合の家庭向け目安で、安全を保証する期間ではありません。公的機関がカレーの保存日数を一律に保証しているわけではないので、具材や冷却の速さ、保存容器の状態を見て、冷蔵分は早めに食べ切るほうが安心です。

鍋ごと残すより、小分けで残す。鉄鍋のためにも、カレーの扱いやすさのためにも、私はこの形に落ち着きました。多めに作る楽しさはそのままに、片付けと再加熱の負担を減らせます。

鉄鍋とホーロー鍋の使い分けは手入れの気分で決める

鉄鍋とホーロー鍋の使い分けは手入れの気分で決める

鉄鍋でカレーを作るか、鋳物ホーロー鍋にするかは、味だけでなく手入れの気分まで含めて決めています。私は鉄鍋の育てる感じが好きですが、毎回それを楽しめる日ばかりではありません。疲れている日は、酸や保存後のにおい移りまで気にしにくい鍋を選びたくなります。

カレー向きの鍋の選び方は、鉄鍋の楽しさとホーローの扱いやすさを分けて考えること。

鉄鍋は、炒めの香ばしさや熱の入り方を楽しみたい日に向いています。玉ねぎを炒め、具材に火を入れ、鍋の音を聞きながら作る時間が好きな人にはかなり魅力があります。ただし、食後の手入れもついてきます。

一方、鋳物ホーロー鍋は、鋳物の蓄熱性を生かしながら、表面がホーローで覆われている点が使いやすさにつながります。カレーを作る頻度が高く、保存後のにおい移りや酸の影響が気になるなら、こちらのほうが気楽な場面もあります。私も「今日は手入れまで楽しめるか」を考えてから鍋を選びます。

鉄鍋は手入れも含めて楽しむ鍋、鋳物ホーロー鍋は扱いやすさを取りやすい鍋。この分け方にすると、どちらが上かで悩みにくくなります。カレー向きの鍋はひとつに決めるより、あなたの作る量、保存のしかた、片付けの余力に合わせて選ぶほうが続きます。

よくある質問

鉄鍋でカレーを作ると焦げ付きやすいですか?

焦げ付きやすさは火加減と油、鍋底の見方で変わります。私の場合、玉ねぎを急いで炒めると苦い匂いが出やすかったので、予熱後は弱火から中火で様子を見るようにしています。

カレーを鉄鍋に入れっぱなしで保存してもいいですか?

私は入れっぱなし保存は避けています。酸・塩分・水分が鍋に長く触れますし、カレーも傷みやすくなります。食後は保存容器へ移し、冷蔵か冷凍で小分けにするほうが扱いやすいです。

鉄鍋カレーで鉄分が取れるなら健康によいですか?

鉄分が溶け出す可能性はありますが、健康効果を大きく見すぎないほうが安心です。私は鉄鍋の魅力を香ばしさや蓄熱性として楽しみ、体調面の判断は鍋だけに頼らないようにしています。

カレー後の鉄鍋はどう洗えばいいですか?

裸の鉄鍋や鉄フライパンは、残ったカレーを移してから温かいうちに汚れを落とし、乾燥後に必要なら薄く油をなじませます。鋳物ホーロー鍋は急冷を避け、冷ましてから洗うほうが安心です。

鉄鍋でカレーを安心して作るためのまとめ

この記事のまとめです。

  • 予熱と油を整えてから具材を入れる焦げ付き対策
  • 玉ねぎの苦い匂いは火を弱める判断材料
  • 鋳物鍋は蓄熱性で深い味わいを狙いやすい鍋
  • 鍋素材ごとに玉ねぎの脱水や煮え方の違い
  • 底厚と表面の扱いやすさを合わせた鍋選び
  • 黒っぽさや鉄っぽい匂いは原因を分けた確認
  • 鉄分の溶け出しは期待しすぎない副産物
  • 酸・塩分・水分を長く残さない錆び対策
  • 入れっぱなし保存を避ける小分け保存の段取り
  • 裸の鉄鍋は温かいうちに洗い、鋳物ホーロー鍋は冷まして洗う手入れ
  • 孔食を防ぐ扱いは保存時間と乾燥不足の見直し
  • 鉄鍋とホーロー鍋の気分に合わせた使い分け

鉄鍋カレーは、焦げるか錆びるかだけで判断すると少し怖く見えます。でも実際には、作る前、煮込むとき、食後の扱いを分けて考えるとかなり落ち着きます。私も最初は鍋底ばかり気にしていましたが、今は火加減と片付けまでを一つの流れで見ています。

作る前は底の厚い鍋を選び、予熱と油を整えてから弱火から中火で様子を見るのが私には合っています。煮込みでは鉄分が溶け出す可能性がありますが、健康効果を大きく見すぎず、味や香り、手入れのしやすさを中心に考えています。期待しすぎないほうが、道具として長く付き合いやすいです。

食後は、カレーを鍋に入れっぱなしにしないことが大きな分かれ目です。保存容器へ移して冷蔵または冷凍に回し、裸の鉄鍋は温かいうちに洗って加熱乾燥、必要なら薄く油をなじませます。鋳物ホーロー鍋は急冷を避け、冷ましてから洗う扱いにします。保存日数の目安は安全保証ではないので、翌日のカレーを楽しみたい日ほど、先に小分けしておくと気持ちが楽です。

鉄鍋を選ぶか鋳物ホーロー鍋を選ぶかは、あなたがどこまで手入れを楽しめるかで変わります。香ばしさや道具を育てる感じを楽しみたい日は鉄鍋、酸や保存後のにおい移りを気にしたくない日は鋳物ホーロー鍋。そう分けておくと、カレー作りがかなり気楽になります。

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この記事を書いた人

はじめまして、トントンです。
20代はほぼ料理をせず、30代前半でやっと自炊デビュー、安物買いの失敗を重ねて道具を見直し、今はキッチン道具沼にどっぷりハマっている40代のいちユーザーです。
「自分にぴったりの一品」に出会えるお手伝いができれば嬉しいです。

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